部署紹介
リハビリテーション科 (心肺運動負荷試験について)
心肺運動負荷試験とは
虚血性心疾患や不整脈の診断、及び肺・心臓・骨格筋の総合的な機能を示す
運動耐容能(体力)を評価する検査です。
心電図、血圧計、呼気ガス分析装置を装着し、自転車エルゴメーターを漕ぎます。
検査時間は準備も含めて約30分です。
検査の目的
- 腎臓、心臓リハビリの運動処方
- 狭心症や心筋梗塞などの診断
- 運動時の血圧・脈拍の変化や不整脈の精査
- 心不全の重症度判定
- 心疾患治療の効果判定
検査からわかること
最高酸素摂取量(PeakVO2)
肺・心臓・骨格筋
総合的な機能の指標
健常者・心疾患・腎疾患のいずれにおいても 予後を予測する重要な指標です。
|
無酸素性代謝閾値(AT)
安全・効果的・疲れにくい
負荷量の基準値
ガイドラインでもこのレベルでの運動が 推奨されています。
|
個々の患者さんの体力に合わせた最適な運動療法や生活の中での運動習慣を提案します。
検査風景
上記を装着し、固定されている自転車型エルゴメーターを漕ぎます。
- * 検査時間は準備も含めて約30分です。
透析患者さんは血圧等の循環動態が安定した非透析日に検査を行っています。